【土の種類と特徴 その8】 富士砂(ふじずな)
「富士砂」(ふじずな)は、
その名の通り、富士山の周辺で産出されます。
鉄分を多く含み黒く重い火山砂礫です。
東洋ランや、山野草、盆栽、オモトなどの
基本用土としてよく使われます。
通気性、排水性がよいのが特徴です。
粒の細かいものは保水性がありますので
乾燥を好む植物には不向きです。
黒色を活かして化粧砂としてもご利用いただけます。
坂本
【土の種類と特徴 その7】 桐生砂(きりゅうずな)
「桐生砂(きりゅうずな)」は、
群馬県桐生市の付近(赤城山系)で産出される、
やや風化の進んだ赤褐色の火山礫(かざんれき)で
鉄分を多く含みます。通気性、排水性が良いです。
ちなみに「火山礫」は火山岩の小石で、
そのサイズで下のように区分されます。
火山岩塊(64mm以上)
火山礫(64~2mm)
火山灰(2mm以下)
赤玉土、鹿沼土より固く、粒が崩れにくいので
土の水はけを改善するために混ぜて利用します。
肥料分は流れやすいのですが、
東洋蘭や山野草など多肥を好まない(肥料の調節がデリケートな)
植物の栽培に向きます。
(粒の大きさでふるい分けされたものもあります。)
坂本
【土の種類と特徴 その6】 川砂(かわずな)
「川砂(かわずな)」は、河口に堆積した砂です。
通気性、水はけは良いが、
保水性、保肥力がやや悪いです。
矢作砂(やはぎずな)、富士川砂、天竜川砂などがあります。
オモトや盆栽、サボテン、山野草などに利用されます。
水のキレ、肥料のキレが良いため繊細な管理が可能ですが、
水切れに注意が必要です。
坂本
【土の種類と特徴 その5】 真砂土(まさつち、まさど)
【土の種類と特徴 その4】 荒木田土(あらきだつち)
水田の下層、河川敷、池沼の周辺で採れる比較的粘土質で
重いな土のこと。田土(たつち)。
東京・荒川の沿岸にある「荒木田」が産地であることから
「荒木田土」と呼ばれます。
排水性、通気性は悪いが、保水力、保肥力が良い。
基本用土として、腐葉土などと組み合わせて
サクラソウや菊、盆栽の栽培にも用いられます。
比重が重く、水に沈むので
水生植物の植え付けや、ビオトープにも欠かせません。
睡蓮や蓮は荒木田土だけを利用(単用)して栽培することもできます。
「泥だんご」にもオススメ!?
坂本
【土の種類と特徴 その3】 黒土(くろつち)
【土の種類と特徴 その2】 鹿沼土(かぬまつち)
こちらもおなじみ「鹿沼土」
明るい黄土色の火山性軽石です。
一般的過ぎて「軽石なの?」と思う方も多いと思いますが、
大袋で赤玉土などと比べるとなるほど納得の軽さです。

多孔性で水持ち、水はけが良く、園芸用土として適しています。
「水持ち」と「水はけ」は相反するようですが、
赤玉土と同様に塊の中に保水し、その塊同士の間を水や空気が通ります。
pHは酸性でサツキ・ツツジなどに昔から利用されています。
3~6万年前に群馬県の赤城山の噴火によって
栃木県中南部から茨城県の海岸にわたる地域に堆積し、
赤玉土より下の古い地層から採取されます。
栃木県の鹿沼付近が産地であるため、この名前が付けられました。
(プロトリーフの製造・物流拠点の一つが鹿沼にあります。)
鹿沼土は乾くと白っぽくなるので、色が水やりの目安にもなります。
ちょっと小粒?ですが色合いにコッツウォルズストーン(ハニーストーン)な
趣を感じるのは私だけでしょうか?
また地下から掘り出されるためほぼ無菌なので
ふるい分けた「小粒」の鹿沼土が「さし芽」「種まき」などにも利用されます。
Q.「鹿沼土の産地はどこですか?」
A.「鹿沼です(・-・*)」
おあとがよろしいようで。
坂本
【土の種類と特徴 その1】 赤玉土(あかだまつち)
園芸の本をめくると基本の「キ」として出てくる土ですね。
同時に塊のなかに保水性、保肥力があります。
大粒の赤玉土を「鉢底石」として利用することがあります。
庭の土の改善などにも利用されます。
庭土の1~2割程度を目安に、土質や目的によって大粒、中粒を使い分けます。
土のリサイクル材 コーヒーの恵み
今年の新商品を、これから何度かに渡りご紹介していきたいと思います。
「土のリサイクル材 コーヒーの恵み」
これは某コーヒーチェーン店から出たコーヒーかすを集め、たい肥化した商品です。
開発に4年半を要しました。
何が難しかったかといいますと、
①コーヒーをたい肥化したことによる利点を証明していくこと
②店舗から回収するという物流構築
(数百店舗から収集してたい肥工場へ運ぶ最適なルートを構築するのが非常に困難です)
①の利点に関しては、使い古した土に「コーヒーの恵み」を15%から20%を混合すると、土の空気孔隙率(土中に含まれる空気の割合)が改善し、古い土が甦ります。
そして「コーヒーの恵み」は、根腐れ等を引き起こすセンチュウを予防する効果が認められており、連作障害にも効果を発揮します。
私が個人的に気に入っているのはパッケージデザインです。
コーヒーが入っているかのようなデザインで、お客様にご紹介すると必ず皆様匂いをかがれます。
残念ながら、コーヒーの匂いは一切せず、土の匂いしかしません。
当社の営業不足か、私の知る限りではどのお店にもあるという商品ではないかと思います。
気になる方がいらっしゃいましたら、是非「コーヒーの恵み」はないですか?と店頭で聞いてみてください。
取り寄せは全国のお店で可能です。
この商品は開発の初期から関わっている自信作です。
是非お試しください。
ココピートだけで植物が育つのか?
今回は、ココピートだけで植物が育つのか?ということで、栽培結果を写真でお知らせしようと思います。
ご紹介するのは野菜栽培の様子です。
使用したのは1kgのココピートのブロックです。ブロックに水を約8リットル加えると、土の容量は約12リットルから15リットル程度に膨らみます。ここに微量要素(各種ミネラル分)と肥料を加えて野菜を育てました。
カブ、インゲン、トマト、ダイコンなど約20種類の野菜を種から育てました。
ココピートは新時代の素材です。実際には20年前からあったものですが、私たちは今こそ用土として重要な素材であると考えています。
特徴の一つには、水をかけるとすぐに膨らむという点があります。これまでは1日経っても水を吸い込まないものも多くありました。今回当社でつくる製品は、大きなものでも約3分~5分程度でふくらみ、復元が可能となっています。
そして原材料は100%ココヤシ(スリランカ産)の実(使用するのは外殻)です。ココヤシは寿命が約60年で毎年たくさんの実を収穫することができ、生産管理をすることで永続的に素材を確保することができます。
また、通常の培養土は使った後に自治体の定めに従って廃棄処理することが必要ですが、この素材はココヤシなので燃やせるごみとして捨てられます。まさに良いことづくめの素材であると考えています。
プロトリーフのココピート商品はこの春、シンプルな土としてだけでなく肥料入りのものや栽培セットなど、様々な用途に合わせて発売いたします。是非ご注目ください。
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このたび、土ブログに新しい担当が加わりました。私とは異なる角度で土のお話をする予定です。今後も引き続き土ブログをお楽しみくださるよう、よろしくお願いいたします。
















