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肥料ってなんですか?-微量要素-

こんにちは。 研究開発部の保田です。
関東地方でも桜の開花報告が多く見られるようになってきました。ガーデニングの本番もそろそろやってきます。多くの方がプランターや鉢を使って花苗や野菜苗を育てられるかと思います。市販のガーデニング用培養土には肥料入りの商品や肥料が入っていない商品など様々あります。 植物は水と空気中の二酸化炭素から炭水化物を作り出し、自らのエネルギー源としています。これを光合成と言います。しかし閉鎖的空間では光合成で作り出したエネルギー源だけでは栄養分としては不足しがちとなります。植物をもっと綺麗に、もっとおいしく育てるためには外部から栄養分を与える必要があります。この外部から栄養分を与えるものは一般的に肥料と呼ばれています。

肥料にはどんな要素があるのか-微量要素-

植物の生育にとって肥料の三大要素と同じように大切なのが微量要素です。
植物の生育に必要な微量要素はモリブデン(Mo)、銅(Cu)、亜鉛(Zn)、マンガン(Mn)、鉄(Fe)、ホウ素(B)、塩素(Cl)、ニッケル(Ni)の8種類(文献により異なる)。※括弧内は元素記号
微量要素はその名の通り植物にとってわずかしか必要としない要素ですが、微量要素が欠乏すると花の色付きや、野菜・果樹の等の作物の生育に悪い影響が出やすくなります。 数ある微量要素の中でもマンガンとホウ素の欠乏障害および過剰障害が発生しやすいと言われています。マンガンとホウ素の欠乏症と過剰症の代表的な症例を下記の通りまとめました。

微量要素名 欠乏症 過剰症
マンガン(Mn) 上部にある葉から黄化が始まり、全体的に黄化が進む。 ウリ科は葉脈や葉柄が黒く変色し、ナス科、バラ科は小さな斑点が不規則に生じる。
ホウ素(B) 新葉の生育が止まったり、茎や果実に亀裂が入ったりコルク化する。 葉の縁が枯死したり、葉が反って巻いたようになる。

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