園芸を楽しむすべての人に

ボツになった商品開発アイデアを公開します

こんにちは。
研究開発部の保田です。

メーカーとして毎年新商品をリリースすることを心がけています。数年間コンセプトを温めてようやくリリースすることもあります。
リリースできる新商品の裏側には、日の目を見ることの無い、ボツになったアイデアもあったり。というか、ほとんどがボツになっています。
今回は、一部ではありますがこれまでにボツになった商品開発アイデアを紹介します。

ボツになった商品開発アイデア1:ちりつも培養土

忙しい現代人に手間のかからない園芸をを楽しんでもらう。繰り返し作業の多い作業を効率化した培養土。
「ちり」も「つも」れば山となるということで、時短をコンセプトにした企画。

【市場背景】
厚生労働省統計によると、正社員の労働時間は統計開始意向高止まりになっています。
Googleトレンドで調べてみると、検索ワードとして”時短”がトレンドとして伸びてきています。
世の中には時短調理や時短美容、そして時短家事など、忙しい現代人のために時短をテーマにした書籍も出版されているほど。
矢野経済研究所によると、家庭菜園に対する不満に「水やりが大変」、「病害虫の駆除や薬剤散布の作業が面倒」などが挙げられています。
時間のない中で趣味を見つけようとしても、手間のかかる園芸は敬遠されるのかもしれません。そこで”時短×園芸”が商品開発のヒントになるのではないかと思い、着手しました。
矢野経済研究所によると、ガーデニング市場を拡大させるポイントとして、植物や資材の開発のヒントとして、「失敗しない」、「育てやすい」、「手間がかからずに失敗しない培土」が挙げられています。
ひとつの作業にかかる手間にかかる時間はそれほどではないにしても、それが積み重なると消費する時間量としては相当なものになると考えます。

【ボツになった理由】
不満の対象として「水やりが大変」や「病害虫の駆除や薬剤散布の作業が面倒」を改善できれば消費者の手間を解消でき市場を広げられるかもしれないが、効果担保のためにどの植物を対象にするのかが難しいとしてボツになりました。

ボツになった商品開発アイデア2:培養土のすゝめ

完全に福沢諭吉の学問のすゝめをもじった企画。
レジャー白書と経済産業省統計が示すように、園芸参加人口と支出金額が減少しているトレンドのなかで、どのように市場を大きくすることができるか?を考えたときに思いついたアイデア。
園芸市場を大きくするためには、園芸とは異なる分野から人を引っ張ってくるか、今園芸を楽しんでいる人にレベルアップしていただくことが必要と考えます。
特に減少している園芸中級者を園芸上級者に引き上げるきっかけになるのではないかという点に注目。培養土を売るというよりも、培養土を手作りするきっかけを売ることを考えました。
赤玉土や鹿沼土といった園芸培養土の主要原料を小分けにしてひとつの袋に収めれば、栽培環境や個人の栽培癖にあわせて、”じぶん仕様”の培養土が作れる商品になります。
“今園芸を楽しんでいる人にレベルアップしていただく”方に寄った企画です。

【市場背景】
当社が行ったインターネット調査によると、今購入している培養土より単価が高い商品に期待することは、「より植物の生育が良い」、「安心・安全」そして「カビ・コケ・キノコが生えにくい清潔な培養土」であることがわかりました。消費者は単価の高い培養土にはこだわりを求めているのかもしれません。
ホームセンターなどの量販店では様々な価格帯の商品が販売されており、どれを選んでいいのかわからない状況になることが多いです。結果として最も低コストである商品の構成比が高くなりがち。
価格で商品を区別するのではなく、ターゲットの園芸レベルに合わせた商品ラインナップを展開することで、それぞれの段階の人々のこだわりを満たすことができるのではないでしょうか。自分にあった商品を選びやすくなることで、結果として販売数量が伸びると考えられます。

【ボツになった理由】
製造に手間がかかりすぎ、原価が高騰してしまったため、ボツとなりました。無念。


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