園芸を楽しむすべての人に

土を知る

桐生砂と富士砂が人気のようです

こんにちは。
研究開発部の保田です。

この土ブログに来てくださる皆さんの検索キーワードを調べてみると、最近桐生砂富士砂が目立っています。

【土の種類と特徴 その7】 桐生砂(きりゅうずな)

【土の種類と特徴 その8】 富士砂(ふじずな)


時季的には植え付けは行われないですが、今後サボテン・多肉植物や盆栽を育てるために情報収集として検索されているのでしょうか。
「富士砂」をキーワードにウェブ検索をしてみると、家庭園芸だけではなくアクアリウムの水槽の底に敷くために富士砂を使っている方もいるようです。
恐れ入りますが、現状プロトリーフブランドで桐生砂と富士砂は取り扱いがございません。
商品開発担当として関連する他分野を広く知っておかねば、と思った次第です。
 
 
 
 
 
プロトリーフはたくさんの園芸の画像が集まるサイト、engeisを運営しています。
植物を栽培することだけが園芸ではありません。engeisは画像を通して植物と触れ合うこともひとつの園芸の楽しみ方であると提案します。
engeisに植物の画像を投稿して、楽しんでみてください!

(こちらのバナーをクリックするとengeisのページにアクセスします。)


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基本用土の赤玉土、鹿沼土、黒土はどこで人気なのか、調べてみました。

こんにちは。
研究開発部の保田です。
園芸用の培養土を作るのに欠かせない基本用土の赤玉土、鹿沼土、黒土は、ほとんど全国のホームセンターや園芸店で販売されているかと思います。
お店で販売はしているものの、実際にどの地域で一番求められているのかが気になったので調べてみました。
*調査方法
検索エンジンGoogleのサービスが提供する、Google trendsを使いました。
検索条件は下記の通りです。
日本
2015年1月1日~2015年6月30日
すべてのカテゴリ
ウェブ検索

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赤玉土と鹿沼土と黒土の検索度合はこのようになりました。それぞれを比べると、鹿沼土がやや低い状況でした。基本用土としては赤玉土と黒土の方が使いやすいということでしょうか。

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次に赤玉土がどの地域で検索されているかを調べました。結果はこのようになりました。
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次に鹿沼土がどの地域で検索されているかを調べました。結果はこのようになりました。
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次に黒土がどの地域で検索されているかを調べました。結果はこのようになりました。

愛知県までは園芸用土に赤玉土と鹿沼土を使われるということでしょうか。同時に西日本で採れるぼら土やその他の土を調べていないので何とも言えません。北海道では遠方から運ばれてくる赤玉土や鹿沼土よりも黒土が園芸用土に使われているのかもしれません。
園芸用土の検索結果に地域色が出るのはおもしろいですね。また今度調べてみようと思います。


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土のpHの改善方法

こんにちは。研究開発部の保田です。

前回、植物がよく育つための土の最適pHについて記事を書きました。

pH 6.0~6.5の弱酸性で植物の生育が最も良い理由

最適pHがあるということは、育てる植物によって最適pHが変わるということです。なので土のpHを育てる植物にあうように調整する必要があります。

酸性の土の改善:石灰の施用
アルカリ性の土の改善:酸性肥料の施用(硫安など)、未調整ピートモスの施用

酸性の土を改善する場合、石灰だけを施用すると土が固くなってしまうので、堆肥も同時に施用するようにします。アルカリ性の土をすぐに改善する場合には酸性肥料がおすすめですが、多用すると土の中で酸とアルカリが反応して塩類を作り出して、電気伝導率(ECと呼ばれています。)が高くなり、植物が育ちにくくなる土になってしまいますので、注意します。


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pH 6.0~6.5の弱酸性で植物の生育が最も良い理由

こんにちは。研究開発部の保田です。

家庭園芸用の花苗や野菜苗を育てるとき、土のpHは6.0~6.5の中性に近い弱酸性が良いと聞いたことはありませんか?なんとなく「花苗や野菜苗を育てるときは土は弱酸性が良いから」ということで、培養土をお求めになっている方も、その理由がわかればもっと園芸が楽しくなりますよ!

中性に近いpH 6.0~6.5の弱酸性で植物の生育が最も良い理由

家庭園芸の植物の多くは、土のpHが6.0~6.5の弱酸性で最も生育が良いと考えられています。それは土壌のpHによって植物にとっての養分の有効性や、植物にとって有害な※元素の有効性が決められるからです。※元素とは物質を構成する基本的な成分を指す概念です。
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植物養分の有効性とpHの関係 (Backmanら,1970から引用)
バンドの幅は各養分の有効性の大小を示します。

上図のように、窒素(N)、カリウム(K)、イオウ(S)、モリブデン(Mo)などはpH6程度で植物に対する有効性が大きくなります。リン(P)、カルシウム(Ca)、マグネシウム(Mg)、ホウ素(B)もpH6程度で有効性が大きくなりますが、アルカリ性では小さくなります。一方で、鉄(Fe)、マンガン(Mn)、亜鉛(Zn)などは酸性では有効性が大きいですが、pH6程度以上から小さくなり、アルカリ性では有効性が小さくなってしまします。

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各種植物の最適pH範囲 (土壌・植物栄養・環境辞典,1994から引用)

植物の種類によっては酸性の土やアルカリ性の土を好んで育つものもあります。植物別の最適pHを上の表でまとめていますので、参考にしてみてください。

育てる植物によって土をしっかりと選ぶ、これが園芸を楽しむポイントのひとつですね。


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植物にとって良い土の構造を作り出しているのは誰? 

こんにちは。
研究開発部の保田です。

目の前の土を手に取ってみると、手にとった瞬間に崩れてしまうもの(1)や、力を加えた方向に崩れるもの(2)、そして簡単には崩れないもの(3)があります。(1)と(2)のように土の粒子が単純に並んでいるものは単粒構造、(3)のように土の粒子が集まってできた粒は団粒構造と呼ばれています。
これを図示してみると、次の図のようになります(図の○は土の粒子を示す)。
土壌構造
土の粒の大きさは均等でないので、実際はもっとばらつきが生じますが、綺麗に表すとこのようになります。こう見ると、単粒構造よりも団粒構造の方が、粒と粒の間の隙間が大きいことがわかります。この隙間は土の保水性・排水性・通気性が良く、かつ、植物の根が伸びやすい環境になりやすいので、植物にとって棲みやすい環境と言えます。いわゆる、「ふかふかな土」というのは団粒構造が発達している土のことを言います。
一方で単粒構造正列・斜列だと、土の保水性・排水性・通気性が悪く、土が硬くなる傾向にあるので、根が伸びにくくなってしまいます。単粒構造は植物にとって良い環境とは言い難いです。

団粒構造が植物にとって良いことはわかりましたが、この団粒構造は一体誰が作り出しているのでしょう。(※ここでは自然界にある土についてのお話です。)

実は団粒構造を作り出しているのは、土壌生物や植物の根なのです。土壌微生物が出す菌糸や、有機物を分解したときに出す粘着物質が土の粒を繋ぎ合わせて団粒構造を作り出しています。ミミズに代表される土壌動物を土の団粒化にひと役買っています。ミミズの”ふん”は有機物をふんだんに含んでいることから、土の粒よりも安定した粒子として団粒構造を支えているのです。
植物の根が伸びていくと、主根から側根、そして根毛が伸びてきます。この毛根が土の粒を繋ぎ合わせる役目をしていています。

団粒は過度な乾燥、湿潤によって崩れ、単粒化してしまいます。団粒の崩壊が進むと土の粒が小さくなり、隙間が減少して水や空気の入る量が少なくなってしまいます。このような状態では植物の生育にとって良い状況ではありません。

植物を上手に栽培するには土の団粒構造を作り出すことがとても大切なのです。


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肥料ってなんですか?-微量要素-

こんにちは。 研究開発部の保田です。
関東地方でも桜の開花報告が多く見られるようになってきました。ガーデニングの本番もそろそろやってきます。多くの方がプランターや鉢を使って花苗や野菜苗を育てられるかと思います。市販のガーデニング用培養土には肥料入りの商品や肥料が入っていない商品など様々あります。 植物は水と空気中の二酸化炭素から炭水化物を作り出し、自らのエネルギー源としています。これを光合成と言います。しかし閉鎖的空間では光合成で作り出したエネルギー源だけでは栄養分としては不足しがちとなります。植物をもっと綺麗に、もっとおいしく育てるためには外部から栄養分を与える必要があります。この外部から栄養分を与えるものは一般的に肥料と呼ばれています。

肥料にはどんな要素があるのか-微量要素-

植物の生育にとって肥料の三大要素と同じように大切なのが微量要素です。
植物の生育に必要な微量要素はモリブデン(Mo)、銅(Cu)、亜鉛(Zn)、マンガン(Mn)、鉄(Fe)、ホウ素(B)、塩素(Cl)、ニッケル(Ni)の8種類(文献により異なる)。※括弧内は元素記号
微量要素はその名の通り植物にとってわずかしか必要としない要素ですが、微量要素が欠乏すると花の色付きや、野菜・果樹の等の作物の生育に悪い影響が出やすくなります。 数ある微量要素の中でもマンガンとホウ素の欠乏障害および過剰障害が発生しやすいと言われています。マンガンとホウ素の欠乏症と過剰症の代表的な症例を下記の通りまとめました。

微量要素名 欠乏症 過剰症
マンガン(Mn) 上部にある葉から黄化が始まり、全体的に黄化が進む。 ウリ科は葉脈や葉柄が黒く変色し、ナス科、バラ科は小さな斑点が不規則に生じる。
ホウ素(B) 新葉の生育が止まったり、茎や果実に亀裂が入ったりコルク化する。 葉の縁が枯死したり、葉が反って巻いたようになる。

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肥料ってなんですか?-肥料の三大要素-

こんにちは。
研究開発部の保田です。
関東地方でも桜の開花報告が多く見られるようになってきました。ガーデニングの本番もそろそろやってきます。多くの方がプランターや鉢を使って花苗や野菜苗を育てられるかと思います。市販のガーデニング用培養土には肥料入りの商品や肥料が入っていない商品など様々あります。
植物は水と空気中の二酸化炭素から炭水化物を作り出し、自らのエネルギー源としています。これを光合成と言います。しかし閉鎖的空間では光合成で作り出したエネルギー源だけでは栄養分としては不足しがちとなります。植物をもっと綺麗に、もっとおいしく育てるためには外部から栄養分を与える必要があります。この外部から栄養分を与えるものは一般的に肥料と呼ばれています。

肥料にはどんな要素があるのか-肥料の三大要素-

家庭園芸用肥料として市販されている肥料の多くには窒素、リン酸、カリウムが含まれています。これら3要素は肥料の三大要素と呼ばれており、植物の生育の基本要素となります。それぞれの要素の特徴は下記の通りです。
窒素:葉・茎の生育に重要な成分で、葉や株全体の生長を促します。窒素が不足すると葉色が薄くなり、過剰になると茎が徒長して軟弱になります。
リン酸:生育の盛んな部分に多く存在し、花や実の付きを良くします。根をしっかり張らせるためにも不可欠です。リン酸が不足すると花数が少なくなり、花色も悪くなります。
カリウム:根の張りを良くするだけでなく、細胞を丈夫にして病害虫への抵抗力を高める効果もあります。カリウムが不足すると根の張りが悪くなり、生育不良で葉が黄ばむことがあります。


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土の再生について

こんにちは。
研究開発部の保田です。

皆さんは植物を育てた後の土をどうされていますでしょうか。「一度使った土にそのまま次の苗を植えて使うことはできますか。」というお問合わせをいただきますが、そうすると植物が育ちません。

弊社本社オフィスのある東京都港区では土を回収しておりませんので、栽培試験に使用した培養土は再生してオフィスを彩る花苗の植え付け用培養土として利用しています。(自治体によって、土の廃棄・回収の対応は異なります)

ワンシーズン植物が育った後の土は、鉢から空けてみるとクタクタになっていることが多いです。これは植物が育つことにより培養土に含まれる水分と栄養分が吸収されてしまっていること、根が伸びることにより土の空気層が減ってしまうことが原因です。そのままでは次の苗を植えて使うことはできませんのでしっかりと土の再生を行う必要があります。

プロトリーフチャンネルでは土を再生する方法を動画でご紹介していますので、是非ご参考にご覧下さい。

YouTubeプロトリーフチャンネルのおすすめ動画
◎土の再生方法をご紹介します。
古い土の再生方法 その1

古い土の再生方法 その2

プロトリーフオンラインショップでは土の再生に必要な商品を取り揃えておりますので、是非ご利用ください。各商品画像をクリックするとプロトリーフオンラインショップの商品ページにアクセスします。

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春の準備、土づくりの前に知っておきたい!黒土、赤玉土、鹿沼土はどんなところで採れているの?

こんにちは。
研究開発部の保田です。
この週末(2月13日、14日)は東京の最高気温が20度を超え、暖かい日となりました。春はもうすぐそこといった陽気でしたが、まだまだ寒い日がやってきそうなので、皆様ご自愛ください。
今回は春の園芸シーズン到来の前に培養土の主原料である黒土、赤玉土、鹿沼土がどのようなところで採れるのかをご紹介したいと思います。

園芸培養土の一大産地:栃木県鹿沼市

kanuma
園芸用培養土の基本用土として使われる黒土、赤玉土、鹿沼土は主に栃木県鹿沼市で取れます。栃木県の中部に位置しており、サツキや鹿沼土をはじめとした培養土の基本用土の生産地として有名です。もともとは家具などの木工業が盛んな町でしたが、サツキを植えるのに鹿沼土が適していることがわかってから園芸用培養土の製造地として有名になっていったと言われています。

黒土、赤玉土、鹿沼土

鹿沼地層
栃木県鹿沼市の地層の様子です。主に園芸用培養土の基本用土は地層となって積み重なっており、一般的に地層と呼ばれています。表層の黒土は植物由来の有機質を豊富に含んでおり、肥沃な土です。赤玉土や鹿沼土は数万年前の火山噴火により火山灰が積み重なってできたと言われています。それぞれの層の土について過去記事があります。
1.黒土
【土の種類と特徴 その3】 黒土(くろつち)
2.赤玉土
【土の種類と特徴 その1】 赤玉土(あかだまつち)
3.鹿沼土
【土の種類と特徴 その2】 鹿沼土(かぬまつち)
普段歩いている地面を横断して見ることはなかなか無いと思いますが、鹿沼市内の採掘場ではよく見られる光景です。

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私は開発担当として掘削現場に行きますが、はじめて地層を目の当たりにした時は画像で見るよりも深くそして高く壁がそびえており、ダイナミックな印象を受けたことを覚えています。それと同時に私たちはこの有限な資源を使っているんだということに改めて気づきました。有限が故にいつかは枯渇してしまう可能性のある資源です。私達プロトリーフは黒土、赤玉土、鹿沼土のようにこれまで園芸用培養土の基本用土として使われてきた主原料と、ココヤシピートのように地球を掘削しないで採れる原料とをバランス良く使っていくことが大切なんだと考えています。
 
 
 
 
 
プロトリーフはたくさんの園芸の画像が集まるサイト、engeisを運営しています。
植物を栽培することだけが園芸ではありません。engeisは画像を通して植物と触れ合うこともひとつの園芸の楽しみ方であると提案します。
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土のこと:土壌pH

こんにちは。研究開発課の向田です。

今回は土壌pHの話を簡単に・・・

 

まずpHとは、水素イオン濃度の指標で1~14の数字で表されます。7が中性で、7よりも小さいほど酸性を示し、7より大きいほどアルカリ性を示します。

土壌pHとはその名の通り土壌のpHのことで、植物がしっかり育つうえで欠かせない要因の一つです。植物生育に適した土壌pHは概ね5.5~7.0といったところでしょうか。植物によって適した土壌pHは様々ですので一概に、このpHならどんな植物でも育つ!ということはありません。

植物が良く育たないという時は土壌pHのことも気にしてみてはいかがでしょうか。


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